ABOUT MATERIAL

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使用している素材の特性

~SILK~ 絹

  絹は紀元前3000年頃に中国で生産された

  と言われています。

  中国で作られた絹織物は古くから

  珍重され、西方はヨーロッパへと

  輸出されました。

  その絹を運んだ道が、シルクロードと

  呼ばれるようになりました。

  

 

夏は涼しく、冬は温かい(吸湿性、放湿性、保温性に優れています)

 

絹繊維は不均一のため、繊維の間に多くの空気層ができます。

このため、夏は汗を吸収し排気して湿度調整。冬はこの空気層が体温と

外気の温度差の断熱効果を作ります。

 

美しい光沢

繊維の断面が三角形のため、光を反射するとプリズムのように光を反射します。

 

素肌にやさしい

18種類のアミノ酸タンパク質でできており、人間の皮膚の成分と似ています。

 

~TATAMI~ い草

正倉院御物には聖武天皇が使った木製ベッドが残っており

当時、畳がつけられていたとされています。

そのことからも年間を通じて降水量が多く、

夏は蒸し暑いという日本の気候に適している素材だったと言えます。

 

夏はさらっと、冬は暖かい(吸湿性、放湿性、保温性)

湿度が高いと吸湿し、湿度が低くなればその湿気を放出し

湿度を調節する機能を持っています。

い草は空気を多く含むため、冬には断熱効果があります。

 

 

空気浄化作用

い草は、NO2などの窒素酸化物を吸着し、空気を浄化すると言われています。

 

精神鎮痛作用

い草から発散するほのかな独特の香りは、精神の鎮静に役立ち

リラックス効果があると言われています。

 

 

 

 

~CANVAS ~帆布

綿が日本に伝わったのは奈良時代。綿花の発祥地のインドから

シルクロードを経由し、中国・朝鮮から日本に入ってきました。

ただし、綿種は高温地の綿種だったため日本では繁殖

せず、中国・朝鮮からの輸入に頼り

長い間、庶民にとっては高級品でありました。

 

そして室町時代に入り、本格的に綿花が到来。

その中でも帆布は江戸末期より帆船として使われ

その丈夫さよりあらゆる用途に用いられてきました。

 

○耐久性

糸を何本も撚り合わせているため丈夫で耐久性にすぐれています。

 

通気性

 通気性があり、摩擦による静電気が発生しません。